呼吸器疾患に関する情報サイト

呼吸器疾患とは

呼吸器疾患とは上気道・気管・気管支・肺など、呼吸をするとき体内に空気が入って外に吐き出されるまでの通り道に引き起こる病気です。呼吸器疾患と呼ばれる種類は多く、肺感染症、気管支喘息、COPDと慢性気道感染症、間質性肺炎、過敏性肺炎などのアレルギー性肺疾患、膠原病肺、じん肺症、肺循環障害、肺腫瘍と、外因的にも内因的にもきわめて多種多様です。

 

疾患によって異なりますが、ウイルスや細菌、微生物が原因で起こるものから、タバコが原因と言われているものまで様々です。それは、呼吸器系がガス交換臓器であることに由来する宿命ともいえます。肺はヒトの臓器のなかで最も直接に広く外界にさらされており、そして、生命維持に必要不可欠な酸素を体内に取り込み、エネルギー代謝によって発生する炭酸ガスを外界に放出するという基本的な役割を担っています。

そして、その肺を守るための精緻な防御系は同時に炎症・免疫反応の場でもあります。さらには、心臓と直列の血流配置のために全身の影響を受けやすいといった理由であります。
平成18年度の厚生労働省の人口動態統計によると肺炎は全死因の中で死亡人数が第4位で慢性閉塞性肺疾患(COPD)は全死因の中で死亡人数が第10位であり、命に関わる疾患となります。特に肺炎は65歳以上に多く見られます。

 

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呼吸器疾患の検査方法

検診や人間ドックで、呼吸器の病気を調べる検査としては、一般に胸部X線による単純撮影が行われます。ほかに肺活量を測定する肺機能検査や喀痰(かくたん)検査が実施されることもあります。 これらの検査で疑わしい病気があれば、動脈血分析、胸水穿刺、X線による胸部断層撮影、胸部CT、気管支内視鏡などの精密検査が行われることになります。
・ 胸部X線検査… 肺炎、肺がん、肺気腫などの呼吸器系疾患の有無と程度がわかります。
・ 胸部CT検査… 胸部X線の結果、肺がんや胸部の病気が疑われたときに行なわれます。
・ 気管支内視鏡… 細い管を口から挿入して、気管や肺の内部を観察します。
・ 肺シンチグラム… 肺動脈の血流障害や、呼吸機能を調べるために行われます。
・ 肺機能検査… 肺の容積や、空気を出し入れする換気機能のレベルを調べます。
・ 酸素飽和度検査… 動脈血の中に、酸素がどの程度含まれているかを調べます。
・ 動脈血ガス分析… 採血した血液を血液ガス分析装置で分析し、呼吸機能を診断します。
・ 喀痰検査… 痰を採取して、含まれている病的な成分を顕微鏡で観察します。
・ ピークフロー値… 吐き出した呼気の最大流量のことで、気道の状態を把握できます。
・ 胸水穿刺… 肺や胸膜、胸膜臓器に障害があると胸水は異常に増加します。
・ 肺生検… 肺の病巣から組織片を採取して、呼吸器系疾患を鑑別します。

 

有名な疾患@鼻炎

鼻炎とは、風邪ではないのにくしゃみや鼻水、鼻づまり等の症状を起こす、鼻の疾患のことです。 ウイルスやアレルギーの原因物質(花粉やダニ、埃など)などの異物が体に入ると、これらの物質を排除しようとする働きがあります。その時、ヒスタミンなどの化学伝達物質が遊離します。このヒスタミンによって鼻粘膜の知覚神経が刺激されてくしゃみが出ます。
鼻炎には、風邪の症状として現れる「急性鼻炎」と、アレルギーによって現れる「アレルギー性鼻炎」があります。
急性鼻炎はいわゆる「鼻風邪」です。ふつうの風邪、すなわち細菌やウイルスの感染が原因で、これによってくしゃみ、鼻水、鼻づまりといった症状が強く起こるものです。のどの炎症を伴うこともよくあります。 アレルギー性鼻炎症を起こす主な原因は花粉やハウスダスト、カビやペットの毛などと言われています。ハウスダストが原因でアレルギーが起こる場合、特に冬は要注意です。冬は、窓を閉め切って暖房をするので、ダニや埃が常に部屋の中を飛び回っている状態になるため、症状が強く出ることがあります。冬場の空気の乾燥も症状を悪化させる要因となります。
近年、アレルギー性鼻炎の人が増加しています。その原因は生活様式の変化によるものが多いといえます。スギ花粉の増加、食生活の変化等のほか、カーペット、エアコンの普及によって、ダニ、ハウスダストが増加しやすい環境になっているのです。